2016年からCSEスコアが導入され、2次試験についても分野別の配点および合格ラインについて変化が出ています。

従来の配点は以下の通りで、合格ラインは60点でした。
6割取れれば、合格していたということです。

スピーチ     30点
インタラクション 30点
語彙・文法    20点
発音        20点
合計        100点

今年からは、面接官の採点は以下の通りとなり、合計が40点でそれをCSEスコアに換算しています。

スピーチ     10点
インタラクション 10点
語彙・文法    10点
発音        10点
合計        40点

昨年までは上記に当てはめると24点で合格だったのですが、

2016年第1回は26点が安全圏で、25点だと不合格のケースがあり、

2016年第2回は27点が安全圏で、26点だと不合格のケースがでています。

面接官の採点方法や採点基準について変化があったかどうかは分かりませんが、6割では不合格になっています。明らかにハードルが上がっています。

確実に合格を勝ち取るためには、全ての項目で7割を取ることが必要になったと考えた方が良いということです。更に面接官による差を考えると、8点×4=32点を取る対策が必要かと思われます。

特に後半の語彙・文法、発音で5点以下となった方は、それらに対する抜本的な取り組みが必要です。これからチャレンジされる方も、普段の学習から発音や運用語彙を増やす取り組みを少しずつされて行くのが良いと思います。

CSEスコアの導入に伴い、1次試験に関しては少しハードルが下がったと感じていますが、2次試験に関してはより準備が必要になっていますので、受験者の皆さんはしっかり準備をして臨んでください。